最初の集まりで自己紹介し合う参加者=神山町下分のWEEK神山

 町づくりの先進事例を学ぶ「地方創生実践塾」(一般財団法人地域活性化センター主催)が16日、神山町で始まった。同町下分の短期間宿泊施設「WEEK(ウイーク)神山」を拠点に、北海道、関東、九州などの34人が、町で盛んな移住交流の現場を18日まで視察する。

 初日は3人1組で移住交流に関係する施設や民家など13カ所を見て回ったり、町おこしに携わる住民から話を聞いたりした。

 福岡県那珂川町職員・重富雄太さん(27)は、移住者を支援する岩丸潔さん(67)=神山町神領、衣料販売=を訪問。移住者を逆指名で呼び込む神山の考えについて質問すると、岩丸さんが「民間の自由な発想で町づくりに取り組んだ結果だと思う。外部の人をおおらかに見る空気もあった」と答えた。重富さんは「移住促進のヒントを一つでも得て帰りたい」と話した。

 期間中、参加者は「移住者に選ばれる地域とは」をテーマに、移住した医者やデザイナーらから話を聞く。

 実践塾は2005年に始まり、今年は神山や、木質燃料活用で注目を集める岡山県真庭市など10カ所で開く。