スギの雄花。一つに約40万個の花粉がつまっているといわれる

 花粉症対策を議論する全国知事会のプロジェクトチーム(PT)は23日、オンライン会合を開き、花粉量の少ないスギやヒノキの苗木の生産拡大などを国に求める提言をまとめた。7月の全国会議で了承後、関係省庁に要望する。

 提言書では、国民の約4割が花粉症にかかっており、花粉量の少ない木への植え替え需要が高い一方で、必要な苗木が不足していると指摘。苗木の生産期間短縮や低コスト化に役立つ技術開発のほか、種子や苗木の需給情報を広域で共有する仕組みが必要だと訴えた。

 また、優先的に植え替える森林を選ぶための基準などを検討するよう要請した。