ドイツ語で「第九」を練習する児童=鳴門市撫養町の撫養小

 ベートーベンの「第九」交響曲のアジア初演の地である鳴門市は、「第九」を次世代に継承する人材を育てる事業を市内の幼稚園や小中学校で始めた。2018年の初演100周年に向けた記念プロジェクトの一環。17日、撫養小学校で1回目の合唱講習があり5年生63人が参加した。

 児童は、鳴門の第九の合唱指導者の一人、大井美弥子さん(48)=徳島市南昭和町5=から歌詞の意味やドイツ語での歌い方を教わった。難しい発音に苦戦しながらも、元気な声で「歓喜の歌」を練習した。全3回の講習でドイツ語で歌えるようにする。

 細川徹志君(11)は「ドイツ語で大きな声を出すのが難しく声がかれたけど、頑張って歌った」。井坂美友さん(10)は「歌詞の意味が初めて分かった。早く上手に歌えるようになりたい」と意気込んでいた。

 今後、鳴門市内の4幼稚園、2小学校、1中学校で合唱の講習が行われる。