東みよし町が2018年から実施している空き家対策事業の利用が伸び悩んでいる。町内で有効活用が見込まれる空き家は184件あるのに対し、仲介サイトへの物件情報の登録数は今年4月末時点で29件にとどまる。町は売却や賃貸など活用法を知らない持ち主が多いのが理由とみる。ガイドブックを作るなどして地域おこし協力隊員らが制度の活用を促している。
町が18年度に町内全域で実施した外観調査によると、空き家は890件、空き家率は13・4%。うち184件は、目立った損傷がないなど状態の良い一戸建て住宅だった…
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