那賀町が同町和食郷の本庁舎北側に建設する町総合体育館(仮称)の概要が判明した。バスケットボールやソフトテニスができるメインアリーナ(約1500平方メートル)と、バレーボールや剣道に使えるサブアリーナ(約400平方メートル)を備える。プロバスケットボール・Bリーグの試合を誘致するなどして年間3万1千人の利用を目指す。

 新体育館は、老朽化のため昨年取り壊した鷲敷体育館の代わりに整備する。鉄筋一部鉄骨2階建て延べ約4300平方メートル。旧施設より400平方メートル広くなるメインアリーナには、1500人を収容できる観客席を設ける。静音性に優れて風を起こさない「輻射(ふくしゃ)パネル式」の冷暖房も備える。