参院本会議で安全保障関連法案の審議が大詰めを迎えた18日、徳島県内の市民グループが徳島駅前で抗議の意思を示す街宣活動を行った。参加者は「まだ終わりではない」「廃案になるまで声を上げ続けよう」と訴えた。
午後1時、県内の労働組合など15団体でつくる徳島憲法共同センターが緊急アピール行動で廃案を訴えた。弁士が「国民を無視した政治が民主主義と言えますか」と問い掛けると、集まった100人は「言えない」と声を張り上げた。
参加した徳島市下助任町4、無職横山千鶴さん(61)は「戦争につながるのではないかと考えると、怖くてたまらない」と語った。
「戦争をさせない1000人委員会」徳島は午後5時半から約70人が参加して街宣活動。マイクを握った徳島人権・平和運動センターの富永裕史議長(50)は「法案が成立しても、廃案を求める取り組みを続けよう」と呼び掛けた。
演説を聞いていた徳島市城東町、会社員清家剛さん(36)は「法案がいいのか悪いのか分からない。ただ、強行するようなやり方は賛成できない」と話した。
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