会談を前に握手するタイのプラユット首相(左)と岸田首相=26日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は26日、タイのプラユット首相と官邸で会談し、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、力による一方的な現状変更は認められないとの認識で一致した。岸田氏は「国際社会が一致してロシアに反対の声を上げていく必要がある」と強調。プラユット氏は「戦闘の早期終結に向けた外交努力を重視している」と応じた。

 タイが議長国を務め、11月にバンコクで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の成功に向け、連携する方針を確認した。

 アジアの脱炭素化への取り組み「アジア・ゼロエミッション共同体」への協力や、社会保障協定の締結協議を進めることも申し合わせた。