「鳴門金時のうずまきロールまん」のレシピを考案した林さん=上板SA

 阿波西高校(阿波市)は、徳島自動車道・上板サービスエリア(SA)運営の穴吹エンタープライズ(高松市)と共同で、徳島の食材を使ったオリジナル商品作りに取り組んでいる。第1弾として、なると金時のスイーツ「鳴門金時のうずまきロールまん」を商品化。秋の大型連休・シルバーウイークに合わせて、売り出した。

 ロールまんは鳴門の渦潮をイメージした商品。なると金時のあんを、粉状のホウレン草やニンジンを練り込んだ中華まんの生地で巻いた。こしあんと、シナモンを加えたあんの2種類を用意した。価格は2個入り250円。

 レシピは、同校2年の林悠里(ゆり)さん(16)が家庭科の課題研究で考案したものを採用。林さんは、阿波市内の野菜ソムリエや食品加工業者のアドバイスを受け、手軽に栄養が取れるメニューを目指したという。

 シルバーウイーク初日の19日に売り出され、林さんも店頭に立ち、観光客らに試食してもらいながら商品の特徴を説明。上り線と下り線のSA2カ所で300箱を売り上げた。林さんは「自分のレシピが生かされてうれしい。県産品のPRにつながってほしい」と話した。

 穴吹エンタープライズは県内特産品を活用し、地域と連携した特色あるSAの運営を模索。校内で毎年、料理コンテストを開くなど食育に積極的な阿波西高に6月、協力を要請し、同校も快諾した。2学期中に開かれる今年の料理コンテストの最優秀レシピも商品化する予定で、審査には穴吹エンタープライズのスタッフも加わる。

 同社は「若い高校生のアイデアによる徳島の味を楽しんでもらいたい」としており、年間5千箱の販売を目指している。問い合わせは上板SA上り線<電088(694)6945>。