音楽活動を通して交流を深めるサークルメンバー=徳島市大原町の勝占東部コミュニティセンター

 徳島市大原町中須の勝占東部コミュニティセンターで、地域住民が音楽を通して交流を深めるサークル活動に取り組んでいる。「勝占東部音楽村」と名付け、20~60代の男女20人が参加。23日にはプロのミュージシャンらをゲストに迎えて、初の発表会を開く。
 
 音楽村は2014年4月、趣味で楽器演奏や作曲活動をしている大原、論田地区の住民で発足した。新住民が増加傾向にあり、付き合いが希薄になりがちな両地区で、交流の機会をつくろうと、勝占東部コミュニティ協議会が企画。市の「地域の絆づくり支援事業」の補助金も活用している。

 メンバーは月1回程度、コミセンに集まり練習。ギターやベース、ウクレレなどパートはさまざまで、音楽ジャンルもフォークからロック、歌謡曲まで幅広い。若いころにバンド活動をしていた人も多く、自作曲を披露する腕自慢も。
 
 指導は主に、県内のライブハウスで演奏するセミプロのミュージシャンが担当。12月には、日本最高峰のブルースバンド「憂歌団」のギタリスト内田勘太郎さんを招き、手ほどきを受ける予定だ。
 
 ふだんの練習では、お薦めの曲や演奏方法を教え合ったり、音楽談議に花を咲かせたりして、なごやかな雰囲気。清水操さん(67)=大原町野神=は「みんなで集うのが何より楽しい。他の人の演奏を聞くと刺激になって、練習に力が入る」と笑顔で話す。
 
 23日午後7時から開く初コンサートには、県内の有名ソウルバンド「鬼尻キング」、名誉村長でシンガー・ソングライターのエバラ健太さんらゲスト陣も含めて4組が出演。「上を向いて歩こう」など、日ごろの練習の成果を発表する。
 
 村長でギター奏者の森井嘉一さん(57)=市議=は「音楽で地域の絆を深めたい。多くの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている。コンサートは無料で駐車場はない。