那賀町拝宮の白人神社境内にある拝宮、新型コロナウイルスの影響で中止していた人形浄瑠璃公演が3年ぶりに復活する。観客は入れず、事前に収録した動画をインターネットや町ケーブルテレビ(CATV)で楽しんでもらう。動画配信は来場者への感染対策の手間が省けるといったメリットがあり、地元の保存会が再開を決めた。
公演は「新緑に煌(きら)めくlove~唄と笑いの花束を~」と題し、2日に現地で収録する。地元の丹生谷清流座が「寿二人三番叟(さんばそう)」を演じるほか、バンドや華道家ら約10組が歌やパフォーマンスを披露する。公演は2時間程度。後日、ネット配信とテレビ放送をする…
残り472文字