「もし地球が立方体だったら」という仮定で行われた講演=美馬市の脇町高

 地球を取り巻く環境について考える講演(日本科学協会主催)が脇町高校(美馬市)であり、1、2年生419人が科学への興味を深めた。
 
 生徒は、地球が現在と質量や太陽からの距離が同じで、形状が球体でなく立方体だったと想定した科学アニメーションを観賞。大気や気温に大きな差が生まれ、生物が生存できる範囲が限られることなどを学んだ。
 
 京都大総合人間学部の酒井敏教授(地球物理)は「地球が立方体であるという仮定はナンセンスだが、常識はいずれ常識でなくなる可能性もある」と話し、常に新しい発想を持って考えることの大切さを訴えた。
 
 2年の猪口紘生君(16)は「形が違うだけで、地球の環境が大きく変わることに驚いた。自分の固定観念の枠から出て考えることが大切だと感じた」と話していた。
 
 講演は、同校が文部科学省の指定を受けて取り組む「スーパーサイエンスハイスクール事業」の一環。