人の顔をかたどった木偶や土器などを紹介する特別企画展=徳島市国府町の市立考古資料館

 人の顔をかたどった古代の土器や土製仮面などを集めた特別企画展「FACE-表情の考古学-」が、徳島市国府町矢野の市立考古資料館で開かれている。11月23日まで。
 
 縄文、弥生、長岡京(8世紀)の各時代の祭事に使われた県内外の出土品やパネル約100点を展示。切れ長の目や太い眉など時代によって顔つきが異なる。同市庄町で出土した弥生時代の木偶(もくぐう)は鼻筋の整った顔が特徴。祖先の顔を表現し、集落の祭りに使われたとみられる。長岡京時代に疫病封じの祭事に使われていた「墨書人面土器」は、表面にさまざまな疫病神の顔が描かれている。
 
 母親と訪れた槌谷淳平君(7)=国府小1年=は「いろんな表情があって面白い」と話した。関連行事として10月25日に土製品を作るワークショップ、31日に専門家の講演会がある。