地域創生・国際交流会館にオープンしたフューチャーセンターを見学する山口氏(左)ら=徳島大常三島キャンパス

 徳島大が「地域創生」の拠点と位置付ける同大フューチャーセンターが24日、常三島キャンパスにオープンした。人口減少や少子高齢化といった課題解決に向け、多様な人たちが地域活性化や商品開発、人材育成に取り組む。同日開館した「地域創生・国際交流会館」に設けられた。
 
 会館で記念式典があり、山口俊一沖縄北方兼科学技術担当相や飯泉嘉門知事ら100人余りが出席。香川征学長が「多くの人に利用してもらい、地域に根差した大学としてますます発展していきたい」とあいさつした。
 
 同大地域創生センター長の吉田敦也教授がセンターの概要について「未来をつくる行動の場。新しい概念の下で挑戦していく」と説明した。
 
 センターには、議論の場となるフリースペースのほか、商品開発などに使えるキッチンなどを備え、教員1人が常駐する。従来の手法では解決できない地方の社会的課題に対応するため、さまざまな関係者が集まってアイデアを出し合う。
 
 活動の第1弾として徳島市のまちづくりを考える。高校生と連携して商品づくりにも取り組む。
 
 会館は鉄筋コンクリート6階建てで、延べ約3445平方メートル。5階にセンターが入るほか、留学生支援の相談窓口や語学学習スペースを設けた。