美波町奥河内の「道の駅日和佐」の利用客を増やして町の活性化につなげようと、徳島大の学生が、利用客と従業員にアンケート調査を行った。調査結果を分析して年内に活性化策を提案する。
同大総合科学部社会創生学科の3年生5人が、道の駅と四国霊場23番札所・薬王寺で、利用客らに利用頻度や訪れた理由、改善してほしい点など8項目を尋ねた。
金見翔太さん(20)=徳島市中常三島町1=は「平日でも利用客は多い印象を受けた。薬王寺の参拝客に来てもらう方法も考えたい」と意気込んでいた。
町が、徳島大大学院の玉真之介教授(農業経済学)に活性化策の提案を依頼し、学生が1年間を通じて調査研究に取り組むことになった。玉教授は「夢のある若者らしい提案をしてほしい」と話している。