本番を前に練習に打ち込む徳島隊員=徳島市の県警察学校

 第50回四国4県警察音楽隊演奏会が27日、徳島市のアスティとくしまで開かれる。警察と県民を音楽でつなぎ続けて半世紀余り。節目の開催を地元で迎え、聴衆の心に響く演奏を披露しようと、徳島隊の隊員は音合わせなど最終調整に励んでいる。

 演奏会は4県の県民と警察との交流を深めるため、1960年に高松市で初めて開かれた。国民体育大会や国政選挙などで6回中止されたが、開催県を変えながらほぼ毎年催され、今年50回目を迎えた。徳島では今回を除き、これまで12回開かれている。

 節目を迎えた今年の演奏会では、各県の音楽隊が楽器を奏でながらさまざまな隊列を組むドリル演奏を披露したり、各隊の総勢約100人がロックやクラシック曲など8曲を合同演奏したりする。交通事故や特殊詐欺被害防止を訴える寸劇もある。

 プレ行事として26日には、各隊が個別演奏するコンサートを徳島市の県立21世紀館で初めて開く。

 徳島隊の20~50代の隊員27人は本番を目前に控え、徳島市の県警察学校で連日、リハーサルを重ねている。工藤眞也楽長(57)=情報発信課係長=は「50回目を徳島で開催でき、隊員も力が入っている。次の50回のステップとなるよう聴衆の記憶に残り、心に響く演奏をしたい」と意気込む。

 入場無料だが、県警本部や各警察署に置かれている整理券が必要。定員2800人。問い合わせは情報発信課<電088(622)3150>。