ホテルサンルート徳島の新館(左側)完成後のイメージ

 徳島駅前でホテルサンルート徳島を運営する猪之津(徳島市)が、ホテル東隣の小山助学館本店跡地に、客室と商業スペースを備えた新館を建設する。増築後の客室数は239室になり、県内ではホテルクレメント徳島に次ぐ規模となる。本館と連絡通路でつないだツインタワーとし、新名所として人を呼び込めるような施設を目指す。オープンは2016年8月の予定。

 新館は本館と同じ11階建てで延べ約2840平方メートル。1、2階は飲食店と宴会や会議に使える多目的ルームで、3~10階が客室となる。ダブルタイプを中心に62室あり、広めのプレミアムツインルームも1室用意する。

 連絡通路は3階と11階に設け、宿泊客が自由に行き来できるようにする。11階には、バーラウンジのあるリラックスルーム(広さ147平方メートル)を備え、ガラス張りにして夜景を楽しみながらくつろいでもらう。

 10月にオープンするダイワロイネットホテルの参入などで駅前の宿泊施設の競争が激化する中、施設の魅力を高めるとともに街のにぎわいづくりを図る。既に工事を進めており、投資額は10億円程度の見込み。

 猪之津の河野三郎専務取締役総支配人は「県都の顔と言える駅前の新たなランドマークとして、宿泊客だけでなく地元の人々にも訪れてもらえるような施設にしたい」と話している。