付属施設クマノミ館の館長に就任したサメハダヤドカリ=海陽町宍喰浦の町海洋自然博物館マリンジャム

 海陽町の竹ケ島にある町海洋自然博物館マリンジャムで、大型のヤドカリが付属施設クマノミ館の「館長」に就任した。同館入り口で来館者を出迎え、人気を集めている。
 
 「館長」は、紀伊半島以南のサンゴ礁などに生息するサメハダヤドカリ。左のはさみが大きく、身を守るため貝殻に数匹のベニヒモイソギンチャクを付けるのが特徴で、通常は体長5~8センチだがこの個体は約10センチあり、貝殻にはイソギンチャクが6匹付いている。
 
 21日、同町宍喰地区の磯でイセエビ漁の網に掛かり、漁師が同館に持ち込んだ。立派な姿を気に入った奥村正俊館長(35)が、国内外のクマノミを集めた付属施設の「館長」に任命して展示することにした。名前は「いろは」と名付けた。
 
 同館を訪れた子どもたちは「でっかいなあ」「イソギンチャクを背負った姿が面白い」などと大喜びし、水槽の前にくぎ付けになっていた。
 
 奥村館長は「私自身もこんな特大サイズは初めて見た。いつでも見に来て」と話している。