徳島、高知両県を一つの選挙区とする合区で行われる夏の参院選を前に、徳島新聞は、今春の民法改正で新成人となった両県の18歳計100人(50人ずつ)に今回の参院選や互いの県の印象などについて意見を聞き、選挙以外についても質問した。「5年後も徳島(高知)に住み続けているか」との問いは、高知では「住んでいない」と答えたのが34人で、「住んでいる」14人を大幅に上回った。徳島は住んでいると住んでいないが18人の同数だった。「分からない」としたのが徳島は14人で高知2人。徳島の若者が慎重に進路を検討しているのに対し、高知は将来設計を固めている割合が高く、視線を外に向けている傾向も強いといえそうだ。
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