6月4日、中高年ライダーを対象とした徳島県警主催の二輪車講習会が松茂町の県運転免許センターであり、腕試し気分で愛車の大型バイクを持ち込んだ。自動二輪の運転免許歴は30年余り。齢52を数え、もうスピードには興味はない。低速でどれだけ自在に操れるか。それこそがバイクの醍醐味(だいごみ)であり、安全への近道である。この機会に初心に返り、運転技術を再確認しよう。キーワードは「ゆっくり、そして安全に」。いざ発進!
集まったのは47歳から64歳の男女19人。講師を務める県警交通機動隊の白バイ隊員は10人もいる。バイク好きにとっては、白バイがずらりと並ぶ光景は垂涎(すいぜん)もの。安全をモットーとするライダーにとって、白バイを見てドキリとすることは...もちろんない。
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