本州四国連絡高速道路(神戸市)が10日に発表した2022年3月期連結決算は純利益が3億円で、9億円の純損失を計上した前期から2年ぶりの黒字となった。新型コロナウイルス禍の影響が緩和され、収支が改善している。

 神戸淡路鳴門自動車道など3自動車道の通行台数は3835万台で5・6%増加した。このうち、神戸淡路鳴門道が9・9%増の1891万台。大鳴門橋は8・7%増の736万台、明石海峡大橋は9・2%増の1251万台だった。瀬戸中央道は4・2%増の914万台。西瀬戸道は0・3%減の1031万台となった…