徳島市は10日、周辺5市町と進める広域ごみ処理施設整備事業で、同市東沖洲のマリンピア沖洲にある市北部浄化センター敷地で計画する新施設の事業費が最大577億1千万円になるとの試算を市議会文教厚生委員会に示した。同市飯谷町で進めていた旧計画は444億6千万円だったが、建設資材高騰などの影響があり、同一条件で試算し直すとマリンピアでの新計画の方が約32億円安くなるとした。広域処理の枠組みについては「現時点では広域か単独かは決めていない」とし、徳島市単独での整備に含みを持たせた…