地域での起業や担い手の育成を支援する「まちしごとファクトリー」(徳島大、県信用保証協会、徳島新聞社主催)の本年度最初のセミナーが11日、徳島市の徳島大常三島キャンパスであった。会場のほかオンラインでも実施し、約50人が起業への理解を深めた。
児童発達支援事業所を運営する株式会社ハビリテの太田恵理子さん、cotocotoの元木美咲さん、株式会社TABIJIの榎本峰子さん、ファインワークスの新田慎典さんが登壇。起業までの経緯や準備方法、事業の説明、今後の展望などを語った。
太田さんは参加者に向け「まずは実践に移すことが重要。失敗は成功への準備だと思い、一歩を踏み出してほしい」と激励した。
子どもたちが自分らしく学べる小学校を県内につくりたいという徳島大総合科学部1年の村﨑弘汰さん(18)は「起業に怖い気持ちもあるけれど、失敗を乗り越えて夢をかなえている先輩の話を聞き、実現させたいと思った」と話した。
セミナーは8年目。
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https://www.machishigoto.com/