国内の自殺者数は、リーマン・ショック後で3万人超だった2010年から減少が続き、19年には統計が始まってから最少の2万169人となった。新型コロナウイルス禍に見舞われた20年は、2万1081人と11年ぶりに増加に転じ、21年も2万1007人と高水準で推移。経済状況の悪化や生活環境の変化の影響を受けやすい女性や子どもの増加が顕著となっている…