新型コロナウイルス禍が続く中、「密」を避けつつアウトドアを楽しめるキャンプの人気が県内で加速している。女性や初心者を中心に火が付き、関連商品や施設の売り上げが右肩上がりに伸びている。1人で過ごす「ソロキャンプ」や、ホテル宿泊スタイルの「グランピング」にも注目が集まり、キャンプの様式が変化しているようだ。
スポーツ用品販売のスポーツデポ徳島藍住店(藍住町)で30種類以上のレジャーブランドを扱う「アルペンアウトドアーズ エッセンシャルストア」では、昨年11月の開店から売り上げが1・5倍に。男性中心のコアな客層から女性や初心者が目立つようになり、品切れが続く商品もある。
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