水揚げが本格化したタチウオ=徳島市の津田港

水揚げが本格化したタチウオ=徳島市の津田港

 徳島市の津田港でタチウオの水揚げが本格化している。

 約40隻の漁船が午前2時ごろに出港し、紀伊水道で小型底引き網漁を行っている。午後3時を過ぎたころに続々と船が戻ってくると港は一気に活気づき、徳島市漁協の組合員が港に揚げられた銀色に輝く魚体を次々と箱詰めしている。

 市漁協の森博昭販売主任(40)は「旬を迎えたタチウオは最高。冬に向けてさらにおいしくなりますよ」と話していた。サイズごとに選別され、1箱(5キロ)4千~5千円で主に徳島市中央卸売市場へ出荷される。