美波町から岡山県総社、倉敷両市に派遣された礒野晴幸副町長ら職員5人が10日、避難所に支援物資を届ける作業などを行った。
日帰りで支援活動を行い、午前中は6日に爆発した総社市のアルミ工場周辺で暮らす住民のために、段ボールやほうきを近くの保管倉庫に運んだ。
午後からは総社市役所で、市民から持ち込まれた飲料水や食料、日用品をトラックに積み込み、倉敷市真備町で避難所になっている薗(その)小学校の体育館に運んだ。
礒野副町長は「被災地の市民や職員の皆さんには、体調に気を付けながら頑張っていただきたい」と話した。
美波町と総社市は国際医療援助団体AMDA(岡山市)を介して、南海トラフ巨大地震時の相互支援協定を結んでおり、同町が支援を申し出た。