美馬市は17日、ふるさと納税をした際に確定申告が不要になる「ワンストップ特例」の事務に誤りがあり、市に昨年寄付した1089人のうち最大174人(計362万4千円)が本年度の控除を受けられない状態になっていると発表した。

 市によると、同特例を利用して寄付した108市区町村の174人全員が対象。今年1月に昨年分の特例申請のデータを寄付者の居住自治体へ送る必要があったが、市の担当者が送信していなかった。本人が確定申告をしていれば、ミスの対象に含まれていても控除を受けられるという。