第34回徳島県書道展(同展運営委員会主催)の審査が22、23日、徳島市のあわぎんホールであり、無鑑査、一科、二科、公募の4部門に出品された420点の中から入賞・入選187点が決まった。新型コロナの影響で3年ぶりの開催。無鑑査から選ばれる第1席の大賞は、吉田翠彩さん(62)=本名幸代、鳴門市里浦町里浦、書道塾経営=の漢字「白居易詩」が受賞した。

 出品の内訳は、無鑑査138点、一科130点、二科41点、公募111点。それぞれ漢字、仮名、近代詩文、篆刻に分かれている。