徳島市の阿波踊りで乱舞を繰り広げる有名連の踊り子=2019年8月

 今夏の徳島市の阿波踊りを主催する「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」の第4回会合が24日、市シビックセンターであり、徳島県内外の企業連などのうち、参加の意向を示したのは約3割にとどまったことが報告された。一方、新型コロナウイルス感染の状況に落ち着きが見られるとして、想定のうち最大規模の有料演舞場2カ所での開催に向け、7月1日に一般向けチケットを発売する方針を確認した。

 事務局の市が、8月12~15日の有料演舞場2カ所と無料の両国本町演舞場に踊り込む連の調整状況を報告。2018、19年に演舞場で踊った企業連など約200連に電話で意向を聞いたところ、参加すると答えたのは約60連だった。約3割になった理由について、市は「新型コロナの影響」との見方を示している。

 事務局は今後、各連の希望を聞きながら、県阿波踊り協会や阿波おどり振興協会の有名連を含め、踊る順番などを決める。

 実行委はコロナ感染の状況によっては開催規模を縮小することも想定していたが、寺内カツコ委員長は「現在の状況なら最大規模で進めたい」と述べた。

 演舞場などの愛称命名権(ネーミングライツ)についても報告があった。電子書籍取次大手のメディアドゥ(東京)など4社がパートナー企業としてネーミングライツを取得し、収益は計1400万円だった。クラウドファンディングで250万円を目標に運営費を募ることも報告された。

 パートナー企業と演舞場などの愛称は次の通り。

 メディアドゥ「メディアドゥ・ガンバロウズ藍場浜演舞場」▽新宝島ホールディングス「esports GG Tokushima 南内町演舞場」▽鹿島建設「選抜阿波おどり presented by 鹿島建設(株)」▽ワンテンス「踊れ!モフれ!選抜阿波おどり前夜祭 presented by mofuwa」