書に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

 徳島県内の書家の力作を集めた第34回県書道展(運営委員会主催)が25日、徳島市のあわぎんホールで始まった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。前期は28日までで、入場無料。

 無鑑査、一科、二科の3部門の全作品と、公募の入選・入賞作に審査員らの特別出品を加えた計474点を展示。第1席の大賞に選ばれた吉田翠彩さん(62)=本名幸代、鳴門市里浦町里浦、書道教室経営=の漢字「白居易詩」は、一定の太さで力強く書き上げられ、重厚感のある作品に仕上げている。

 このほか、細い線で繊細にまとめた仮名や、墨の濃淡を生かした力強い漢字などが並び、来場者を引きつけていた。

 6年間書道をしているという上板町西分の主婦阿部洋子さん(64)は「個性豊かな力作がたくさん見られてよかった」と話した。

 後期は作品を入れ替え、30日~7月3日に開かれる。