徳島白菊特攻隊員の冥福を祈って打ち上げられた白い花火=松茂町の月見ケ丘海浜公園南隣の海岸

 太平洋戦争末期に沖縄の海で散った旧徳島海軍航空基地(徳島県松茂町)の徳島白菊特攻隊員56人を追悼する花火が25日、同町の月見ケ丘海浜公園南隣の海岸で打ち上げられた。

 午後8時過ぎ、白菊にちなんだ白の花火3発と、新型コロナウイルス対応に当たる医療従事者への感謝や、ロシアによるウクライナ侵攻の収束への願いを込めた青と黄の花火各2発が打ち上げられた。訪れた人は隊員ら全ての戦没者の冥福や平和などを祈った。

 花火の打ち上げは、小松島市中田町の不動産業、澤内健司さん(50)が2010年に始め、21年から「徳島白菊特攻隊を語り継ぐ会」が引き継いだ。

 語り継ぐ会の山下釈道会長(58)は「戦争の悲惨さや平和の大切さをこれからも伝え続けていきたい」と話した。

【動画】https://youtu.be/bAfmvGU8DXo