喜多條忠さんが手掛けた名曲が披露された「しのぶ会」=徳島市万代町のクレエール

 かぐや姫の「神田川」、柏原芳恵の「ハロー・グッバイ」など数々の名曲を手掛け、昨年11月に74歳で亡くなった徳島ゆかりの作詞家・喜多條忠(まこと)さんをしのぶ会が25日、徳島市万代町のレストラン「クレエール」で開かれた。約120人のファンが参加し、故人に思いをはせた。

 フォークグループやソロの歌手ら9組が、かぐや姫の「妹」、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」といった喜多條さんの代表曲16曲を披露した。参加者は、手拍子をしながら歌を口ずさんだ。

 会の冒頭では弟の喜多條清光さん(71)=大阪市=があいさつし、「兄の人柄を一言で言い表すと、博愛に満ちあふれていた」と振り返った。

 学生時代に喜多條さんが手掛けた曲をよく聴いていたという徳島市幸町の管理栄養士、長尾紀子さん(70)は「亡くなって残念だけれど、後生に歌い継がれてほしい」と話した。

 喜多條さんは大阪市出身で、父親が美波町出身。しのぶ会は親族が企画した。