8月に徳島市で母の被爆体験などを語る予定の沖西さん(本人提供)

 徳島市で小中高校時代を過ごした被爆2世の沖西慶子さん=広島市在住、ビオラ奏者=を招いた「被爆体験伝承講話」が、8月2日に徳島市のあわぎんホールで開かれる。主催する県立人権教育啓発推進センターあいぽーと徳島(徳島市)が参加者を募っている。

 沖西さんの母素子さんは長崎市で被爆し、いとこを亡くしている。広島で被爆して妹を失った男性の体験談も合わせ、原爆投下に関する2人の証言を語る。沖西さんとピアニスト長沼靖子さんによるビオラとピアノの演奏もある。

 戦後77年の今年、ロシアによるウクライナ侵攻などを受け、改めて原爆の非人道性や半世紀を経ても続く健康被害のことを知ってもらおうと企画した。

 森谷広文事務局長は「ウクライナ危機でかけがえのない命が失われている今だからこそ、沖西さんの講話に耳を傾けてもらいたい。子ども会など団体も受け付けている」と来場を呼び掛けている。

 参加無料。定員400人で応募多数の場合は抽選。7月15日(必着)までに申し込む。新型コロナウイルスの感染状況によって延期や中止もある。問い合わせはあいぽーと徳島、電話088(664)3719。