28日の東京商品取引所で中東産原油の先物が値上がりし、株価終値に相当する指標価格の清算値は5営業日ぶりの高値となる1キロリットル当たり8万1860円に急騰した。前日比の上げ幅は3070円(3・9%)に及び、5月6日の3790円高以来、約2カ月ぶりの急激な値上がりとなった。

 産油国のアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアが増産能力の限界に近づき、ウクライナ有事に伴う世界的な石油不足が続きかねないとの見方が広がった。ニューヨーク原油の先物も夜間取引で高くなっており、日本を含めて世界的な物価高の傾向が続く可能性がある。