1951年の統計開始以降、最も早く四国地方の梅雨が明けた28日、徳島県内の農家からは恵みの雨の乏しさに困惑の声が上がった。梅雨の期間は13日から15日間と観測史上最短だった上、平年より少ない降水量で早明浦ダム(高知県)の貯水率が低下している。気温も高い状況が続き、農作物への影響や水不足が懸念されている。

 JA全農とくしまなどによると、現時点では農作物に目立った影響は出ていなが、今後雨が降らない日が続けば、収穫量や品質に響く恐れがあるという…