第63期王位戦7番勝負第1局の2日目、立会人の小林健二九段(右)が差し出した封じ手を確認する藤井聡太王位。左は豊島将之九段 ※※ =愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑

 将棋の藤井聡太王位(19)=竜王・叡王・王将・棋聖=に豊島将之九段(32)が挑む「お~いお茶杯第63期王位戦」(徳島新聞社など新聞三社連合主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第1局は29日午前9時、愛知県犬山市のホテルインディゴ犬山有楽苑(うらくえん)で再開し、指し継がれた。

 対局者が前日の手順を再現した後、立会人の小林健二九段(65)が豊島の封じ手「3三桂成」(79手目)を示し、2日目の戦いが始まった。

 封じ手は控え室の予想通りの一手。藤井が自然に同銀と応じると、豊島は2六竜(81手目)と進めた。選択肢が広い局面を迎え、ずっと守勢だった藤井が3九飛(82手目)の王手で反撃。豊島は持ち駒を温存し、8八玉(83手目)と逃げた。

 副立会人の澤田真吾七段(30)は「持ち時間が多い豊島九段は、攻め合うか受けるかじっくり考えるだろう。形勢は不明だが、勝ち負けに直結するような局面を迎えつつある」と話した。

 勝敗は同日夜までに決まる見通し。対局の盤面を徳島新聞電子版で速報している。

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【第63期王位戦 戦いの軌跡】 
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