わたし、もう長いこと、五本指の靴下を愛用しとるんよ。足の指をなるべくゆったりと広げると、気分もほうっとしますでな。家の近くを歩く時は、下駄(げた)とかゴム裏の草履を愛用してます。

 今の時季やと、昼間は、たいがい素足ですな。家の中では、もっぱら布草履。足の親指と人さし指で、タオルとか挟めますよ。ま、お猿さんにはかないまへんけど…。

 手の指もどんどん使うと、脳の働きにちっとはええって聞きますな。台所仕事って、老化を遅らせてくれる、といいます。両手を使うって大事なんよ。

 空豆の皮をむいたり、おにぎり作ったり、魚をさばいたりと、何でも自分の手でやってみましょう。餃子はわしに任せとけっ、なんてステキな人、いたなあ…。

 料理だけやありません。特に子どもたちには五感を通して、この星に生まれた幸せを感じてほしいなあ。まずは手伝いからってね。和やかに生きる手伝いをささな、あきまへん。生きるって、自分の手で本物に触れることから始まるんですから。

 お仕着せなんて、おお、いやいや。(宇呂宇呂須留代)