食用コオロギ関連事業を手掛ける徳島大発ベンチャーのグリラス(鳴門市)は7月から、日本航空傘下の格安航空会社(LCC)「ジップエア トーキョー」(千葉県)が販売する機内食向けに、自社のコオロギパウダーを供給する。グリラスによると、機内食に食用コオロギが使われるのは初めてという。
機内食のメニューはトマトチリバーガーとペスカトーレの2種類。いずれもトマトソースなどにコオロギパウダーを混ぜ込む。価格はそれぞれ1500円で、成田発着のシンガポール線とバンコク線、成田発のホノルル線とロサンゼルス線で提供される。
残り188文字