新型コロナウイルス禍で昨年まで2年連続で開設を中止した北の脇、淡島(阿南市)、大砂(海陽町)の3海水浴場が今夏、3年ぶりに開かれる。地元業者らはにぎわいの復活に期待を寄せるが、廃業した海の家もあるなどコロナ禍の爪痕が残る。利用客の集中による水難事故の増加や感染再拡大への懸念もあり、関係者は対策に神経をとがらせている。

 北の脇、淡島両海水浴場は…