神山町で来年4月の開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専」の設立準備財団は29日、オンラインでメディア向けの進捗報告会を開き、求める学生像を公表した。昨年10月に文部科学省に申請した設置認可については順調に進んでいるとし、8月末にも最終結果が出ると説明した。

 学校長に就任予定の大蔵峰樹さん(45)は求める学生像として、モノづくりに興味や関心がある人▷多様な価値観を受け入れ、自分の意見を伝えられる人▷情報を適切に処理する思考力がある人―など五つを紹介。「課題解決に必要な学習を自ら学び、積極的に多様な人と関われるように動ける学生を求める」などと述べた。

 学校の概要や今後のスケジュールなども説明。事務局長に就任予定の松坂孝紀さん(38)は、認可が下りると9月に入試要項を公開するとした上で「求める学生像の部分を大事にし、学力だけでなく志向性や個性も含めて判断したい」と話した。

 8月に開催予定のサマースクールなどの広報活動や学費無償化に向けた取り組み、カリキュラムなどについての説明もあった。