正装でラフティングを楽しむ中澤克聰さん(中央)とかおりさん(左)=三好市山城町の吉野川

 三好市山城町西宇の大歩危峡で7日、ラフティングを通じて知り合ったカップルの結婚式があり、住民や関係者が門出を祝った。式の後、2人は正装でラフティングボートに乗り、愛のクルージングを楽しんだ。

 式を挙げたのは、同市山城町信正のラフティングツアー会社・ゴーゴーアドベンチャーに勤務する中澤克聰(かつとし)さん(34)=川崎市=とかおりさん(27)=大阪府東大阪市。

 克聰さんは2012年から毎年、4~10月に会社近くに住んでラフティングガイドを務めている。13年にツアーに参加したかおりさんと知り合い、15年9月末に入籍。山城町で新生活を始めた。なれそめにちなみ、会社関係者が大歩危峡での結婚式を企画した。

 2人は、式に先立って住民ら約50人の前を練り歩いた。川岸で行われた式では、ウエットスーツの上にタキシードとウエディングドレスを着て登場。約20人が見守る前で「笑顔あふれる家庭を築きたい」と誓い、約8キロの川下りに出発した。

 激流ポイントでは、ボートの上で転んだかおりさんを克聰さんが抱き上げるほほ笑ましい光景も。橋の上からは地元住民がフラワーシャワーで祝福した。

 ラフティングシーズンを終え、2人は14日に川崎市に移る予定。「最高の思い出を胸に、吉野川の素晴らしさを周囲に伝えたい」と話した。