徳島市のそごう徳島店で7日に始まった同市出身の写真家三好和義さん(56)=東京都江東区=の写真展会場で三好さんによる展示解説があり、来場者は撮影秘話に聞き入った。
三好さんは沖縄の奇祭を間近で撮影した一枚を取り上げ「40年間通い続けたからこそ、地元の人が撮らせてくれた」とのエピソードを披露。室生寺の仏像は、一部の写真でデジタル技術を駆使し、新たな表現に挑戦したことも明かした。
吉野川市鴨島町上浦、介護士岡崎直信さん(52)は「写真を撮る前に、被写体との信頼関係が大切だとあらためて感じた」と話していた。
展示解説は14日までの期間中、毎日午後2時と同4時の2回行われる。