四国4県や四国地方整備局などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は30日、徳島、香川両用水の第3次取水制限を7月2日午前9時から始めると発表した。早明浦ダム(高知県)の同日の貯水率が、第3次制限運用基準である30%以下になると予想されるため。実施されれば2013年8月以来、約9年ぶりとなる。

 協議会では、10日ごろから農業用水の利用が増えることから、このまま雨が降らなければ、17日ごろには貯水率がゼロになるとみている。このため今後の水位次第では08年10月以来となる第4次制限も検討する。

 早明浦ダムの29日午前0時時点の貯水率は35・1%(平年値87・2%)。第3次制限のカット率は徳島用水が18・2%、香川用水は35%となる。

 池田ダム(三好市)上流域は昨年末から降水量が少ない状態が続き、月間降水量(29日時点)は142・3ミリと平年の44%程度となっている。