四国放送(JRT)は7月1日、開局70周年を迎える。ニュース、ドキュメンタリー、暮らし、娯楽など幅広いジャンルの番組をテレビやラジオを通じてお茶の間に届け、県民に親しまれてきた。インターネットの普及で従来のメディアに対する関心が薄れつつある中、身近な話題を提供する地域密着の地方局として存在意義を示している。
1952(昭和27)年7月1日、徳島市の新町橋南詰めにある新町チェーンビルに本社を置き、四国初の民間放送局としてラジオ放送を開始。59年4月からはテレビ放送がスタートし、映像の時代が幕開けした。
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