公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、2022年3月末のロシア関連資産について、評価額を基本的にゼロにしたと明らかにした。株式や債券が対象で、21年3月末時点で計約2200億円を保有していた。1~3月期の全体の運用実績はウクライナ情勢による株安などを背景に2兆2031億円の赤字だった。

 ロシア関連資産に関し、GPIFは売却を進めているものの、ロシアが国外投資家に対する取引や決済を制限していると指摘。「債券は大きく減少している一方、株式は一定程度残っている」と説明している。