北京首都国際空港に駐機する中国国際航空などの航空機=6月(共同)

 【北京共同】中国国有の航空大手3社は1日、欧州航空機大手エアバスの旅客機を計292機購入する契約を結んだ。購入総額は計372億5700万ドル(約5兆360億円)に上る見通し。新型コロナウイルスの流行で落ち込んだ旅客需要の回復を見込み、強気の“爆買い”に踏み切った。

 ロイター通信によると、エアバスと競合する米ボーイングは「地政学的な争いが米航空機の輸出を阻んでいるのは残念だ」とコメントした。中国は航空機の大量購入を外交カードにすることがあり、関係が悪化している米国をけん制した可能性がある。

 3社が購入を決めたのは小型旅客機「A320neo」。