ものまねタレントとして県内の祭りなどに出演している松山小春さん(60)=本名・近藤公文(ひろふみ)、阿南市日開野町宮原=が、美波町日和佐地区をテーマにした歌「にぎや過疎、日和佐」を作った。地区の魅力をPRする狙いで、町内外のイベントで歌うほか、CD化を検討している。

 歌は、町を離れて暮らす住民が日和佐八幡神社(日和佐浦)の秋祭り「ちょうさ」をきっかけに古里を思い返すという筋立てのスローバラード。大浜海岸や薬王寺、千羽海崖(かいがい)といった日和佐の景色を歌詞に織り交ぜ、過疎化が進みつつも住民の活気にあふれた地区の魅力を表している。