「ママ夢ラジオ徳島」の番組内容について話し合う松坂さん(左)ら=神山町下分の神山バレー・SO・コンプレックス

 徳島県内で子育て中の女性たちが企画し、自ら出演するラジオ番組「ママ夢ラジオ徳島」が7日からエフエム徳島で始まる。母親目線で子育てに役立つ情報を発信し、日々の育児に悩むリスナーに寄り添う。運営に携わる6人は、放送開始に向け内容の打ち合わせや資金集めなどの準備に奔走している。

 「ママ夢ラジオ」は、子育ての悩みや孤立感を抱えていた神奈川県の女性が社会とつながる場を求めて企画。仲間と資金を出し合って2018年に東京のコミュニティーFM局で始めた。母親たちがパーソナリティーとなって育児情報を届ける形式が反響を呼び、同様の番組はこれまでに全国15地域で制作されている。

 徳島での放送を思い立ったのは松坂智美さん(36)=神山町神領、会社代表=と大西実希さん(34)=徳島市、子育て支援施設主宰。同じように子育てで悩んでいた2人はSNS(交流サイト)で番組の存在を知り、番組の普及を支援する一般社団法人夢ラジオ(横浜市)に問い合わせたところ互いを紹介された。

 2人の思いを知って賛同した「ママ友」の4人も加わり、2月から企画内容を話し合い、県内外の企業や個人に声を掛けて運営費を集めた。約140万円を確保し、エフエム徳島から放送枠を有償で提供してもらい、編集作業などのサポートを受ける。

 事前収録し、毎月第1木曜午前11時半~55分に放送。初回の7日は6人が番組を立ち上げた思いなどを話す。今後は自ら取材した情報を基に子どもと利用しやすいカフェを紹介したり、リスナーの悩みを共有したりするコーナーを設ける。

 好評であれば放送回数を増やすことも検討し、企業などからさらに運営費を募る。松坂さんは「運営側に加わりたいママや応援してくれる企業がいれば、どんどん声を掛けてほしい。ママたちが楽しみながら輝ける場にしたい」と意気込んでいる。