徳島市の県立男女共同参画総合支援センター「ときわプラザ」が、オンラインによる講座「人ごとではないデジタル性暴力!」を開いた。NPO法人「ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を考える会)」(東京)の理事・相談支援員、岡恵さんが講師を務め「被害者は法律で守られる側。一人で抱え込まず、『相談してもよいこと』と認識してほしい」と呼び掛けた。要旨は次の通り。

 交流サイト(SNS)を介して児童ポルノ、わいせつ行為などの性犯罪に巻き込まれる18歳未満の児童は年間約2千人に上る。加害者の大人のやり口は巧妙で悪質。性的な目的で子どもを手なずける「グルーミング」という手法が使われる…