県は2023年4月から、通常のスギに比べて成長が早い「エリートツリー」の植樹を始める。1970年代に植えられたスギが伐採時期を迎えており、伐採後に早期に根を張ることで山林での土砂災害を防ぐ。下草刈りの回数が減るため、林業従事者の負担軽減も期待されている。

 エリートツリーは、通常のスギの1・5倍以上の速度で成長し、花粉量が半分以下という特長を持つ。林野庁の主導で、50年代から開発と普及に向けた取り組みが進められてきた。